第1回:ジャガイモの植えつけを行いました。

「栽培指導付き体験農園」研修スタッフの星野です。講習会とイベントのスケジュールの通りで、講習会は全部で13回開催されますが、毎回レポート記事を作成していきたいと思います。

2024年度の「栽培指導付き体験農園」の説明会が、片柳コミュニティセンターで開催されました。

2024年度の「栽培指導付き体験農園」の説明会を片柳コミュニティセンターで開催しました。

説明会の後は、畑に移動して、ジャガイモの植えつけを行いました。
ジャガイモは、一般野菜部門は「男爵(だんしゃく)」「キタアカリ」、ヨーロッパ野菜部門は「シャドークイーン」「メークイン」を植えつけました。

ジャガイモの種芋です。

ジャガイモを植えつける前に、畑を鍬(くわ)で耕運して、肥料を撒きました。1区画あたり、バーク堆肥(たいひ)20kgと、ケイ酸カルシウム5kgとなります。

「栽培指導付き体験農園」のそれぞれの区画に肥料を撒きました。

種芋は1個そのまま植えつけるのではなく、半分や3分の1に切って、植えつけます。その際、芽を均等に分けるように切って、切る口には藁(わら)の灰を付けます。灰を付けることで土の中で切り口から腐るのを防ぐ目的があります。

ジャガイモを植えつけるための畝(うね)作りとして、幅70cm、長さ200cmの畑の中央に深さ10cm程度の溝を掘り、その溝に肥料100ccと油粕100ccを底一面に均等に撒き、そこの土3〜5cm深さと混ぜます。あらかじめ切っておいた種芋4個を30cm間隔に置いて、土をかぶせて表面をならします。

栽培指導をする園主の若谷真人(わかやまさと)

栽培指導をする園主の若谷真人(わかやまさと)です。約30分にわたってジャガイモの植えつけに関する栽培指導がありました。

以下では、栽培指導をしている様子の動画の一部分をご紹介いたします。

溝を掘り、肥料と油粕を底一面に均等に撒く
ジャガイモの種芋を切る
ジャガイモの種芋に灰を付ける
ジャガイモの種芋は芽を上にして植えつける

皆さん、畑で約2時間ほど園主の指導を受けながら作業を行いました。

園主の若谷真人(わかやまさと)

「栽培指導付き体験型農園」は今年(2024年度)で19年目となります。
さいたま市は人口が多く、食べる人が近くにいます。体験型農園を含めて、市民と農家が顔の見える関係を築く機会になれればと考えています。農作物のおいしさを決めるのは鮮度と旬。自分で作ることで旬を感じ取ってもらえたらと思います。

これから講習会13回とイベント3回、楽しんでいきましょう!

また、本年度は25組の参加者がいますが、畑にはあと10区画ほどを受け入れる広さがございます。途中からの参加も順次受け入れていますので、ご興味あります人はぜひお申し込みください!

栽培指導付き体験農園の申込フォーム – 栽培指導付き体験農園 – 若谷農園